シエンタ4万キロ乗った感想と実燃費

とある一日
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 2023年3月にトヨタのシエンタを購入して2年が経過したので、実際に使用してみての感想と満タン法で計測した実際の燃費をお伝えしたいと思います。

4万キロを走っての率直な感想

まずは、良かったところ。

なんといっても燃費です。あとで詳しく記載しますが、購入後の通算の実燃費で26.3km/L程度で期待を上回る結果でした。

次はこれも期待通りですが、車中泊時の居住性です。私は車中泊はソロですることがほとんどですがが、寝るのに邪魔になる荷物は助手席に置いて、フラットスペースにマットレスを敷けば、ほぼホテルのベッドで寝ているような快適性です。また運転席と助手席に間に何もないので、フルフラットにした状態で運転席とフラットスペースを行き来できるのも便利。マットレスはニトリで購入したシングルサイズのものが余裕で収まるスペースがあります。連泊するときはマットレスは敷きっぱなしで移動することもできます。

また、購入時に比較したフリードとの違いで大きいのではと感じているのはフルフラットにした時の床面の高さです。床下に収納のあるフリードに比べてシエンタは収納がない代わりに床面が低く抑えらています。そのため天井高が高くゆとりがあるのはわかっていたのですが、予想していなかった利点として床面が低いことで外からの視線に対して隠れるスペースが多くなるため、プレイベート感がより保たれることでした。私は車中泊といっても車中泊場所について寝るだけなので、カーテンのようなものを設置していないのですが、寝転がってしまえば、あまり外からの視線も気にならずに済んでいます。

残念なところとして

意外とうるさい。前車は第二世代のプリウスだったのでそれほど静寂性のある車ではないのですが、それと比べても、車内に聞こえてくるエンジン音がかなりうるさいです。低速走行時はアイドリング程度でも耳障りですし、長い下り坂でエンジンブレーキがかかった時はかなり辟易としてしまいます。3気筒のエンジンなので仕方ないのかなと思っています。あと助手席の下にハイブリットシステム冷却用のファンがあって時々回り始め、EV走行している時はブーンという音が気になります。

また、困っているところとして、意外と大きいこと。乗っている感覚はコンパクトカーなのですが、やはりそこはミニバンなので、車体が長い。私が慣れていないせいもありますが、狭い道に入っていくのはかなり勇気がいります。曲がるときに自分が思っている以上に巻き込み幅があってサイドを擦りそうで怖いです。そしてバックの時、車体が長いせいでバックドアは遠いしサイドの死角も多い。アラウンドビューモニターも夜間は役に立たないし雨が降っているともうパニックになりそうなくらい見えません。前者がコンパクトカーでミニバン初めての人は要注意です。

気になる実燃費

今日現在で総走行距離46,000km。ハイブリッド2列シート2WDグレードXです。(カタログ燃費は28.8km/L)

車載システムに表示されている購入後の平均燃費は28.9km/Lなのですが、これはあくまでシステム上の数字。

昨年1年間満タン法で記録を取ってみた結果を集計してみると、給油回数23回、総給油量661.06L、総走行距離17,446.8km、平均燃費26.39km/L となりました。

実燃費は車載システムに表示されている数字よりも10%程度悪く、つまり車載システムに表示される数字は実燃費よりも10%程度よく表示されているということになります。原因はよくわからないのですが、全てノーマル標準装備で走行しています。念のため距離表示を他の地図ソフトと照らし合わせてみたのですが、こちらはほぼ正確に表示されているようでした。

基本的には田舎道の巡航速度60km/h程度の長距離運転が多いので燃費の良い走行条件での使用だとご理解ください。感覚的には高速道路での燃費はかなり悪いです。100km/h巡行でも23km/Lくらいではないでしょうか。

季節的な変化としては、春・秋のエアコンをつけずに走れる時期は29km/L程度、夏場エアコンを使うと26km/L程度、昼間の外気温が下がる1月から3月は24km/Lになります。

それでもミニバンでこの実燃費は驚異的ではないかと思っています。

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