電子書籍にしました

定年のこと

 かつては紙の本が命で電子書籍リーダーなんて考えられないと思っていた私ですが、定年退職してから電子書籍リーダーに移行した件をお話ししようと思います。

大阪府北部地震で本棚5台が倒壊

 少し前の話になりますが、2018年の大阪府北部地震の時、自宅の一部屋にまとめて置いていた本棚5台が全て倒れて全ての蔵書が部屋に散乱する事態となりました。

 昔から読んだ本は捨てられないタチで、雑誌以外は全て残していたので、結構な冊数になっていてそれが全て散乱したのでカオス状態。本棚も5台のうち2台が壊れてしまい、片付けはしたものの必然的にたくさんの本が床に積み上がり山と化すことになりました。

 山と化した本を見ながら、冷静に考えてみると、ほとんどの本は読み返すこともないだろうし、これだけのスペースを占拠して持っている意味があるのだろうかと思いながら、それでも数年間放置していました。

墓場に持って行くわけにはいかない

 それでも本は買ってきて読むので、山と化した上にさらに本が積み上がって行くという悲惨な状況に、妻からは「なんとかせえよ」とのプレッシャーがどんどん高まっていました。

 さらには定年退職の年が迫り、通勤優先で住んでいた今のマンションから、定年後は引っ越さなくては家計が持たないと考えていましたので、この読み返すこともなさそうな古い本のために新たに本棚を買って並べ直すのもさすがに無駄が多いような気がしました。

 定年してリタイヤ生活となると人生の終わり方も少しづつ考えていかなければなりません。墓場に本を持って行くわけにもいきませんし、引越し先のスペースがその分必要になってしまいます。

 いろいろと考えた末に、これ以上新たな本を買わないために電子書籍リーダーを試してみることにしました。

kindleか楽天koboか

 電子書籍リーダーとなるとkindleか楽天koboという感じだったので、どちらがいいかは悩んだのですが、kindleのホームページの画面の方が使いやすそうだったので、kindleにしました。

 一年に何度かキャンペーンで安くなる時があるので、そこを狙ってpaperwhiteを購入。使い始めてみると意外と快適でした。

電子書籍リーダーのメリットとデメリット

 まずはメリットです。

 意外に目が疲れません。パソコンやスマホの画面とは違って、紙の印刷物を読んでいるのとあまり違和感なく読むことができます。

 古典は著作権フリーでテキストデータ化されているものが多数あり、無料でダウンロードすることができます。夏目漱石とか宮沢賢治あたりも無料です。

 とにかく場所をとりません。何百冊をダウンロードしても、文庫本1冊程度のreaderの中なので、どこにでも持ち出すことができますし、家に本棚も必要ありません。

 バッテリーが長持ちするので、充電をする手間もほぼありません。10日間くらいは余裕で持ちます。

 意外と気にっているのが、電源を切っても読んでいる本の表紙が表示されること。なんだか本を持ち歩いているような気がします。

 続いてデメリット

 紙の本であればbookoffとかamazonで中古本を買うと安く手に入るものも多いのですが、電子書籍リーダーにはこれがないので、全て定価(紙の本より少しだけ安い)で購入する必要があります。

 kindleだとunlimitedという読み放題プランもあるのですが、読める本が限られているのと、読んだ本のデータを保存できないので、読んだ本は読み終わっても手元に置いておきたい(本を捨てられないのと同じで、いつかは捨てることになるのだが・・・)わたしには不向きでした。

 読みたいと思っても全てが電子化されいるわけではなく、電子書籍化されていないものもあります。少しマニア的なものはないものがたくさんあります。気になる人は事前に調べて置いた方が良いです。

 本のようにパラパラと捲ることができないので、読んでいるときに少し前に戻って読み直したいとか、なんだか読んだことがあるんだけど、どの本だっけと探したりするときに、とても探しづらいです。紙の本だとパラパラめくっているとなんとなくわかる感覚があると思うのですが、その感覚がまるで働きません。行ったり来たりして読むのには不向きです。

 ライブラリーにどんどんデータは溜まって行くのですが、これをたとえばジャンル別に分けるとか整理することができません。冊数が増えてくると意外と面倒くさいことになるかもしれません。

そして本棚が無くなった

 最初は本はやっぱり紙でないとと思ってはいたのですが、電子書籍リーダーも使ってみると違和感はあまりありませんでした。

 気になる方は一度は買って使ってみると良いのかなと思います。

 無事引っ越しを終えた今、地震を生き延びた3台の本棚はストック棚として収納に使われています。

 持っていた本はそのまま捨てる決断ができなかったので、すごい長い時間をかけて全て写真を撮ってから(表紙だけですが)捨てました。写真を撮っても見返すこともないでしょうが、自分が読んだかどうかの記録として撮っておかないと捨てる決断ができなかったので。

コメント

  1. かなべ より:

    私もある時からKindleに切り替えました。文字サイズを変えられるのがメリットの一つですね。老眼には…
    ジャンル分けするには「コレクション」という機能があるので使ってみてください。

    • たつじい より:

      かなべさん。
      コメントありがとうございます。
      ブログ始めたばかりで、至らない文章読んでくださり、ありがとうございます。
      「コレクション」機能の情報もありがとうございます。使ってみますね。

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