千葉ロッテマリーンズが好きだから

　プロ野球が大好きというほどでもないのですが、マリーンズファンを自称するようになった経緯をお話しします。

野球しかなかった時代

　私たちの時代はスポーツといえば野球でしたし、スポーツ観戦といえばプロ野球の時代でした。

　小学校高学年・中学校時代に関東に住んでいたこともあり、テレビで野球中継といえば巨人で、なんとはなく巨人ファンとなっていました。

　その後、関西に引っ越しをして、プロ野球人気はかなりのもので、周りは阪神ファンばかり。どこへ行っても「野球はどこのファンや？」と聞かれてしまいます。

　とても巨人と言える雰囲気ではなく、仮に同調して阪神ファンと言ったとしても、話はどんどんマニアな話題になってついていけなくなるので、一番当たり障りがなさそうなパ・リーグの弱小球団のロッテファンと答えて凌ごうとしたのが始まりでした。

　周りにロッテファンと言っていいると、不思議なものでだんだんとロッテのことが気になってきます。

　そんな時プロ野球ニュースか何かで、ロッテ応援団の応援風景を見た時に、かっこいいなと思ったのが、本当にロッテファンになったきっかけでした。

　野球の応援と言えば、だいたいトランペットや太鼓の鳴り物に合わせて選手の名前を連呼するものだったのですが、テレビで流れていたロッテの応援は、手拍子と声援でえも言われぬ一体感と迫力があり、飛び跳ねたり、タオルをふりまわしたり独特で見たことがないものでした。

　サッカーの応援を参考にしてつくられたらしいのですが、サッカーでもあんな応援見たことありませんでした。

　応援のかっこよさに惹かれて、ロッテの試合を見るようになりました。

　ホビー・バレンタイン監督時代のホビーマジックと言われた日替わり打線がホームランに頼らずタイムリーを重ねて得点を重ねるシーンを嬉々として見ていたことを思い出します。

この頃、名実ともにロッテファンになったような気がします。

　会社員時代はなかなか球場に応援に行くことはできなかったのですが、京セラドームか神戸ほっともっとスタジアムに年に一回くらいは応援に行っていました。

　チャンスの時の応援歌、チャンステーマ４が一番のお気に入りです。「男ならば〜、魂ぶつけろ〜🎵」ってやつです。

　暇に任せて千葉マリンスタジアムのホーム３連戦に合わせて３試合連続で観に行きたいと思っているのですが、今のところまだ実現していません。実現したらまたここで報告したいと思います。

　会社員時代はプロ野球をしている間に帰宅することなんて滅多になかったので、テレビ中継なんてほとんど見たことなかったのですが、定年してからはテレビ中継がある日は、大抵試合開始から中継終了まで見てしまいます。そうはいっても中継があるのは、１０試合に１回程度の割合です。

　有料番組を契約すれば毎試合見ることができるのですが、そうすると毎日試合を見てしまいそうで、さすがにそうなると遊びに行く時間がなくなってしまいますし、妻から白い目で見られてしまいそうなので、テレビ中継のある日だけにしています。　

　ということで、定年して時間がたくさんあるのであれもやろうこれもやろうと思っていても、こんなプロ野球観戦みたいな半分どうでもいいようなことにも時間を使ってしまうので、なかなか思っていたことが進みません。

　まあ楽しいからいいか。